はじめに|Jクラの影の主役 グローリーカード
今回は筆者に質問の多いグローリーカードの活用についてです。
一見地味でグレードも低く、初心者には軽視されそうなグローリーカード。しかし、Jクラ育成においてこの“影の主役”をどう活用するかが、チーム強化の効率と今後の育成戦略の幅を大きく左右します。 本記事では、グローリーカードの本当の価値と、初心者が陥りがちな誤解を解きながら、Jクラ覇者(アマテラス杯王者)の視点でグローリーカードの効率的な入手法と活用法を解説します。
グローリーカードとは?|Jクラ育成に特化した“特殊素材”の特徴
グローリーカードとは、チャレンジマッチやイベント、キャンペーンなどで手に入る、育成(特にフュージョン)に特化した特殊な選手カードです。通常のレギュラーカードや限定カードとは異なり、試合での活躍は見込めませんが育成の場面では非常に重要な役割を果たします。
背景がグレーで顔写真のみでグレードが54以下というのグローリーカードの特徴です。
同一選手であればカードの種類を問わずフュージョンが可能という点です。つまり、グローリーカードを使えば、レギュラーカードや限定カードを素材にするよりも柔軟にフュージョンが行えるというメリットがあります。
ただし注意点として、グローリーカードをトレーナーにした場合、レギュラーカードや限定カードの最大レベル上限の引き上げは行われません。そのため、限界突破目的ではなく、フュージョンによるスキル継承や育成効率の向上での使い方がメインになります。
なぜ“影の主役”なのか?|グローリーカードが育成戦略を左右する理由
グローリーカードが“影の主役”と呼ばれる理由は、見た目やグレードの印象とは裏腹に、育成効率と戦略性において極めて重要な役割を担っているからです。
最大のメリットは、グレード39以下のグローリーカードは常時開催のチャレンジマッチで安定していつでも獲得できること。これにより、素材の試行回数を増やしやすく、キラ化(能力約1.1倍アップ)を狙いやすいという利点があります。
さらに、グローリーカード同士でフュージョンすることでセンスの厳選が可能。確かに、良センスが付きづらい傾向はありますが、入手しやすさと試行回数の多さがそれを補うため、めげずに素材を集めて繰り返すことが育成成功の鍵になります。
また、通常カード・限定カードと比べて入手しやすいため、無課金や初心者でも簡単に素材を集められるのも大きな魅力です。
一方で、グレード40以上のグローリーカードは常時獲得が難しいですが、特定のイベントでは大量に獲得ができるので紹介します。
①〜③のグレード帯と入手難易度
| グレード帯 | 入手難易度 | 備考 |
|---|---|---|
| 24以下 | 低 | チャレンジマッチで常時獲得可能 |
| 25〜39 | 中 | チャレンジマッチで獲得可能だが①より出現率は低め |
| 40以上 | 高 | チャレンジマッチでは超低確率。 主にイベント報酬・ログインボーナスなどで入手 |
③:グレード40以上のおすすめ獲得法
| 獲得手段 | 詳細・狙い方 |
|---|---|
| 🛣️ ビクトリーロード(ステージ7以降) | ステージ7以降「G40以上お気に入りグローリーガチャ券」が報酬として毎回獲得可能。 |
| 🐸 一平くんを探せ(いくらマッチ) | いくらマッチではグレード40以上のカードが比較的出やすい。イベント期間中は積極的に参加して狙う。 |
| 🏆 トロフィーランブル(宝箱報酬) | 宝箱報酬から「G40以上グローリーガチャ券」「G40以上お気に入りグローリーガチャ券」が頻繁に出現、周回により獲得。 |
センス厳選の実践ポイント|素材選びと育成方針の分岐
センス厳選で成果を出すには、ただ素材を集めるだけでなく、「どのセンスを残すか」「どのカードにフュージョンするか」「育成方針をどう分けるか」を明確にしておくことが重要です。ここでは、実際の育成現場で使える判断基準を整理します。
① 残すべきセンスを理解しておく
- 金EPセンス(例:金EPアップ、金EPアップ+)
クラブチャンピオンシップやマスメディア系イベントでEP稼ぎに直結。ランキング報酬を狙うなら必須。 - 銀+センス(例:銀EP+、銀オフェンス+、銀ディフェンス+など)
実用性が高く、複数枚確保しておくことで育成の選択肢が広がる。
② 狙うセンスに応じてフュージョン先を選ぶ
| 狙い | フュージョン | ポイント |
|---|---|---|
| スキル強化Aセンス (顔面)を狙う | レギュラーカードや限定カードにグローリーカードをフュージョン | スキル強化センスが抽選対象に入る。対戦用選手の育成に最適。 |
| EP系など他センスを狙う | グローリーカード同士でフュージョン またはグローリーカードにスパイク投入 | スキル強化センスが抽選対象外。EPアップなどを厳選しやすい。 |
③ EP用と対戦用でセンスを分けて育成する
Jクラでは、EP用カードに対戦用センスが付いてしまうことが多く、育成効率が落ちる原因になります。
そのため、グローリーカードを活用してEP用と対戦用を分けて育成するのが理想です。
- EP用:EPアップ系センスを狙う。スキル強化センスは不要。
- 対戦用:スキル強化センス(顔面)を狙う。EP系は不要。
④ キラ化もEP用・対戦用で2枚確保する
センスだけでなく、キラ化もEP用・対戦用で分けて2枚確保するのが理想です。
キラ化による能力1.1倍アップは、EP稼ぎにも対戦にも効果があるため、センスとキラの両立が育成の完成度を左右します。
- EP用キラ:EPアップセンス+キラ化でクラブチャンピオンシップの勝率UP
- 対戦用キラ:顔面センス+キラ化で対戦の勝率UP
グローリーカードの本質|将来を見抜く力が“影の主役”を活かす鍵
Jクラで本当に強くなるためには、将来頭角を現す選手を見抜く力が必要です。
その選手たちを早期に育成できるかどうかが、後々の戦力差に直結します。
そして、その育成の土台となるのが、グローリーカードの厳選と周回です。
なぜグローリーカードが重要なのか?
グローリーカードは、グレード39以下であれば常時周回可能という特性を持ち、育成素材として非常に優秀です。
特に、スキル強化センスが抽選対象外になるため、EPアップ系やその他のセンスを狙う際に最適な素材になります。
この「いつでも集められる」という利点を活かして、将来有望な若手選手を早期に育成しておくことが、Jクラで勝ち続けるための土台になります。
過去の成功例から学ぶ
かつて低グレードで登場していた選手たちが、今では代表やJリーグで大活躍している例は枚挙にいとまがありません。
- 川崎フロンターレ:三苫薫、旗手怜央、宮代大聖
- 名古屋グランパス:中谷進之介、マテウス
- ヴィッセル神戸:前川黛也
これらの選手たちは、当時グローリーカードとして周回可能だったため、早期に育成していたプレイヤーが今も優位に立っているのです。
勝つための鍵は「39以下の有望株」を見抜く力
繰り返しになりますが、グレード39以下の選手はいつでも周回可能です。
だからこそ、今のうちに「将来性のある若手」「クラブで台頭し始めた有望株」を見抜いて、グローリーカードとして確保しておくことが、後々のJクラライフを大きく左右します。
- EP稼ぎ用の素材として活用
- 対戦用のセンス厳選にも応用
- キラ化素材としても価値が高い
グローリーカードが“影の主役”と呼ばれる理由
表向きの強カードに目が行きがちですが、本当に勝つための準備はグローリーカードにある。
「いつでも周回できる」「将来性のある選手を先取りできる」「素材としての汎用性が高い」――
これらの理由こそが、グローリーカードが“影の主役”と呼ばれる最大の根拠です。
グローリーカード一覧
25シーズンvol.2のJ1選手情報を掲載しました。「選手リストを表示」をクリックすると検索バーが出るので活用ください。
選手データ
| クラブ | ポジション | 背番号 | 選手名 | グレード |
|---|
筆者おすすめ39以下グローリーカード
| クラブ | ポジション | 背番号 | 選手名 | グレード |
|---|---|---|---|---|
| 鹿島 | DF | 22 | 濃野 公人 | 37 |
| 鹿島 | MF | 20 | 舩橋 佑 | 39 |
| 鹿島 | MF | 27 | 松村 優太 | 38 |
| 鹿島 | MF | 71 | 荒木 遼太郎 | 32 |
| 鹿島 | FW | 34 | 徳田 誉 | 28 |
| 浦和 | GK | 16 | 牲川 歩見 | 24 |
| 浦和 | DF | 4 | 石原 広教 | 39 |
| 浦和 | DF | 28 | 根本 健太 | 16 |
| 浦和 | DF | 34 | 藤原 優大 | 38 |
| 浦和 | MF | 24 | 松尾 佑介 | 33 |
| 浦和 | MF | 88 | 長沼 洋一 | 35 |
| 浦和 | FW | 12 | チアゴ サンタナ | 37 |
| 柏 | DF | 3 | ジエゴ | 36 |
| 柏 | DF | 88 | 馬場 晴也 | 29 |
| 柏 | MF | 6 | 山田 雄士 | 37 |
| 柏 | MF | 11 | 渡井 理己 | 34 |
| 柏 | MF | 20 | 瀬川 祐輔 | 39 |
| FC東京 | GK | 81 | キム スンギュ | 38 |
| FC東京 | DF | 2 | 室屋 成 | 39 |
| FC東京 | DF | 6 | バングーナガンデ 佳史扶 | 34 |
| FC東京 | DF | 32 | 土肥 幹太 | 39 |
| FC東京 | MF | 33 | 俵積田 晃太 | 37 |
| FC東京 | FW | 16 | 佐藤 恵允 | 36 |
| 東京V | FW | 45 | 寺沼 星文 | 33 |
| 町田 | DF | 4 | 菊池 流帆 | 38 |
| 町田 | DF | 6 | 望月 ヘンリー海輝 | 39 |
| 町田 | FW | 9 | 藤尾 翔太 | 37 |
| 町田 | FW | 10 | ナ サンホ | 33 |
| 町田 | FW | 15 | ミッチェル デューク | 28 |
| 川崎F | MF | 6 | 山本 悠樹 | 39 |
| 川崎F | MF | 16 | 大関 友翔 | 26 |
| 川崎F | FW | 17 | 伊藤 達哉 | 37 |
| 横浜FM | MF | 28 | 山根 陸 | 37 |
| 横浜FM | FW | 14 | 植中 朝日 | 38 |
| 横浜FC | FW | 9 | 櫻川 ソロモン | 38 |
| 湘南 | DF | 47 | 中野 伸哉 | 24 |
| 湘南 | FW | 9 | 小田 裕太郎 | 34 |
| 新潟 | GK | 1 | 藤田 和輝 | 35 |
| 新潟 | DF | 42 | 橋本 健人 | 39 |
| 新潟 | MF | 22 | 新井 泰貴 | 31 |
| 清水 | GK | 1 | 沖 悠哉 | 37 |
| 名古屋 | GK | 35 | ピサノ アレックス幸冬堀尾 | 39 |
| 名古屋 | DF | 70 | 原 輝綺 | 37 |
| 京都 | MF | 18 | 松田 天馬 | 38 |
| 京都 | MF | 27 | 山田 楓喜 | 35 |
| 京都 | MF | 32 | 齊藤 未月 | 37 |
| G大阪 | GK | 1 | 東口 順昭 | 35 |
| G大阪 | DF | 2 | 福岡 将太 | 39 |
| G大阪 | DF | 5 | 三浦 弦太 | 34 |
| G大阪 | DF | 21 | 初瀬 亮 | 37 |
| G大阪 | DF | 67 | 佐々木 翔悟 | 24 |
| G大阪 | MF | 13 | 安部 柊斗 | 28 |
| G大阪 | MF | 16 | 鈴木 徳真 | 39 |
| G大阪 | MF | 27 | 美藤 倫 | 29 |
| G大阪 | MF | 47 | ファン アラーノ | 38 |
| G大阪 | FW | 17 | 山下 諒也 | 37 |
| C大阪 | DF | 3 | 進藤 亮佑 | 37 |
| C大阪 | DF | 16 | 奥田 勇斗 | 37 |
| C大阪 | DF | 31 | 井上 黎生人 | 29 |
| C大阪 | DF | 66 | 大畑 歩夢 | 31 |
| C大阪 | MF | 19 | 本間 至恩 | 34 |
| C大阪 | MF | 48 | 柴山 昌也 | 24 |
| 神戸 | DF | 23 | 広瀬 陸斗 | 31 |
| 神戸 | DF | 41 | 永戸 勝也 | 38 |
| 神戸 | MF | 25 | 鍬先 祐弥 | 27 |
| 岡山 | MF | 27 | 木村 太哉 | 37 |
| 岡山 | MF | 33 | 神谷 優太 | 27 |
| 岡山 | MF | 39 | 佐藤 龍之介 | 39 |
| 岡山 | MF | 41 | 宮本 英治 | 38 |
| 広島 | DF | 13 | 新井 直人 | 37 |
| 広島 | DF | 37 | キム ジュソン | 31 |
| 広島 | MF | 35 | 中島 洋太朗 | 25 |
| 広島 | FW | 17 | 木下 康介 | 38 |
| 広島 | FW | 39 | 中村 草太 | 39 |
| 広島 | FW | 51 | 加藤 陸次樹 | 33 |
| 広島 | FW | 98 | ヴァレール ジェルマン | 39 |
| 福岡 | GK | 24 | 小畑 裕馬 | 28 |
| 福岡 | FW | 27 | 碓井 聖生 | 38 |
まとめ|グローリーカードは“影の主役”から“育成の軸”へ
グローリーカードは一見地味ながら、育成効率・センス厳選・キラ化素材として極めて重要な役割を担っています。特にグレード39以下のカードは常時周回可能で、初心者でも無理なく育成素材を確保できます。
本記事では、グローリーカードの特徴・入手法・育成方針の分岐・おすすめ選手まで体系的に整理しました。ぜひ、あなたのJクラ育成戦略に取り入れてみてください。


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